"ニヒリズム"という歌について

その歌を聞くと、なんだか元気が出てくる。
そういう歌があると思う。


2というバンドの、”ニヒリズム”という歌が最近の私にとってのそれだ。
メロディーも良いけれどとにかく歌詞が良い。
好きな部分の歌詞を抜粋。

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真面目になれないくせに
破天荒にもなれないでいる
憧ればかりなくせに
真似できないでいる

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バンドをやっている時点で破天荒とかそういうのやってのけてるイメージがあるのに、シンプルに自分のもどかしさが出ているところに共感してしまう。
この歌を、出勤する最後に通る歩道橋あたりで聞くのがお気に入りで、空が綺麗だとなお良い。
その時期どんなに落ち込んでいても一時的に、よっしゃ今日も頑張る!頑張るぞーーー!うぉーー!という気持ちが湧き上がって笑、足取りが軽くなる。

ニヒリズムの様な、自分のもどかしさ的な歌に私は弱い。
2のボーカル古舘さんが前に組んでいたThe SALOVERSというバンドの、”喉がかれるまで”という歌もそうだ。大学のテスト期間にこの歌がリリースされて、聞いていて何故か涙が出てきた。

あとは洋楽はあまり聞かないけれど、アヴリルの”What the hell”も同じジャンルだと思っている。高校のとき、この歌を聞いてすごくすっとした。偏見だけれど、外人でこんなに売れている人でもこういう気持ちになるんだなあと思ったのは今も変わらない。

歌を作る人は本当にすごいと思う。
私はめちゃくちゃ励まされてきたのでこれからも励ましてもらえる新しい歌に出会えるのを楽しみにしている。
そして4月に出る2のアルバムからもそういう歌がまた出てくることを期待する。